Logrotateのメモ
目次
はじめに
Logrotateは、任意のログファイルを自動的にローテーションして圧縮するツールです。
ログのローテーションをして、定期的に削除していかないとディスクの容量を消費し続けるため、ローテーションツールを導入しておくと便利です。
インストール
sudo apt update
sudo apt install logrotate
設定ファイルの確認
Logrotateの設定ファイルには下記があります。
- /etc/logrotate.conf
- /etc/logrotate.d/*
logrotate.confは、logrotateのデフォルト設定を可能にします。ログごとのローテーションルールは、logrotate.dディレクトリの中で定義することができます。
下記は自前で用意した設定ファイルの例です。
/var/log/iptables*.log
{
rotate 14 #14個の過去ログを保持する
daily #ローテションは日次で実行する
missingok #ログファイルが欠落している場合でもエラーメッセージを書き込まない
notifempty #ログファイルが空の場合はローテーションしない
compress #ローテーション後、gzipで圧縮する
}
設定の確認
-dオプションによりデバッグモードでlogrotateを起動して想定結果が得られます。
デバッグモードでは、実際にローテションされることはありません。
デバッグモードの結果問題がなければ、翌日からlogrotateが実施されます。
sudo logrotate -d /etc/logrotate.d/iptables
メモ
logrotateはstatusファイルというローテションした日時等を管理したものを利用している。