OpenCodeのインストールと使い方メモ【ターミナル向けAIコーディングエージェント】
OpenCodeとは
OpenCodeはターミナルで動くオープンソースのAIコーディングエージェントです。ターミナルベースのインターフェース・デスクトップアプリ・IDE拡張機能として利用できます。
「Claude CodeのOSS版」とも呼ばれており、Claude以外のさまざまなLLMと組み合わせられる点が大きな特徴です。 75以上のLLMプロバイダーに対応しており、OllamaによるローカルモデルやAnthropicのClaudeなど幅広いモデルを利用できます。
ClineとOpenCodeの違い
同じターミナル・IDE向けAIコーディングツールですが、位置づけが異なります。
| 項目 | OpenCode | Cline |
|---|---|---|
| 主な動作環境 | ターミナル(TUI) | VSCode拡張機能 |
| ローカルLLM対応 | ✓(Ollama) | ✓(Ollama) |
| CLI単体での利用 | ✓ | ✓(Cline CLI) |
| オープンソース | ✓(MIT) | ✓ |
ターミナルで完結させたい場合はOpenCode、VSCodeのUIで操作したい場合はClineが向いています。
インストール
Linux / macOS
curl -fsSL https://opencode.ai/install | bash
macOS(Homebrew)
brew install opencode
Windows
WindowsはWSL2環境での利用が推奨されます。
# WSL2上でインストール
curl -fsSL https://opencode.ai/install | bash
認証設定
APIキーを使う場合
opencode auth login
対話形式でプロバイダー(Anthropic・OpenAI・Google Geminiなど)を選択してAPIキーを入力します。
Ollamaを使う場合(無料・ローカル)
OllamaがすでにインストールされていればAPIキー不要で利用できます。 Ollamaのインストール方法はOllamaでローカルLLMを動かすメモを参照してください。
~/.config/opencode/opencode.jsonに以下を設定します。
{
"model": "ollama/qwen2.5-coder:14b"
}
基本的な使い方
インタラクティブモード
プロジェクトのディレクトリでopencodeを実行するとTUIが起動します。
cd /path/to/project
opencode
TUI内の主な操作です。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
@ | ファイルをメンション(ファジー検索) |
Tab | PlanモードとBuildモードの切り替え |
/undo | 直前の変更を元に戻す |
/models | 使用するモデルの切り替え |
Ctrl+C | 終了 |
Planモードを活用する
複雑な変更をする前にまずPlanモードで計画を立てるのがおすすめです。
TabでPlanモードに切り替え- 実装したい内容を指示する
- 計画を確認・修正する
TabでBuildモードに戻して実行
非インタラクティブモード(スクリプト・CI/CD)
# 直接プロンプトを渡して実行
opencode -p "このコードのバグを修正して"
# JSON形式で出力
opencode -p "TODOコメントを一覧にして" -f json
# 特定ディレクトリを指定して実行
opencode -c /path/to/project -p "READMEを作成して"
まとめ
OpenCodeはターミナルで完結するAIコーディングエージェントです。 OllamaとのローカルLLM連携ではAPIコスト不要でプライバシーも保護できます。 PlanモードとBuildモードを使い分けることで、安全に変更を進められます。